渡辺平日

日用品愛好家。海の見える小さな町で生まれ育ちました。
毎日が平日のつもりで、日夜せっせと文章を書いています。
趣味は町歩きと物件探しで、民話や怪談を聞くのも好きです。
主な寄稿先は〈LaLa Begin〉〈和樂web〉〈goodroom journal〉。

こんにちは、日用品愛好家の渡辺平日です。最近、(メタルラックって否定されがちだけど、コーディネート次第では意外にありなのでは?)と考え、思い切って大きめのキャビネットを購入しました。まだ届いていませんが、もし部屋に合わなかったらどうしようかなと心配しています。たぶん大丈夫だと思うのですが。

さて、今回は、「暮らしの困った」を鮮やかに解決してくれる素敵なプロダクトを紹介いたします。


ライターになる前はインテリアショップで働いていて、日夜、お客様のお困りごとを解決してきました。いちばん多かったのは「収納スペースが少ない」という相談。特に都市部で暮らす方にとってそれは、永遠の課題になりつつあるようです。同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

悩みといえば、「なるべく少ない予算で、部屋の雰囲気を変えたい」という相談もよく受けました(そのふたつの問題を同時になんとかしてほしいという相談を受けたことも……)。

気持ちはよく分かりますが、なかなか難しい問題です。とはいえ、お客様の要望に応えるのが販売スタッフの仕事ですし、腕の見せどころでもあります。ということで今回は、そのふたつの悩みを一度に解決してくれるアイテムを紹介します。

こちらはgreenicheオリジナルの〈kilta Wall Shelf〉というプロダクトです。ごくシンプルなシェルフですが、前回取り上げたミラーと同じく、細部までしっかりと作り込まれています。

吊り金具とのバランスを考慮し、棚板の厚さは20mmに設定。前面を丁寧に面取りすることで、無垢材の質感をしっかりと感じられるようにしています。

個人的には棚板のデザインに強いこだわりを感じました。角部を丁寧に面取りすることで、軽やかな印象に仕上げています。横幅72cmと住宅用としては大きめですが、この工夫のおかげで圧迫感なく設置することができます。

真鍮は金属のなかでは比較的柔らかく、力加減を誤るとすぐに折れたり痕が残ったりします(そのため、加工業者を探す際には非常に苦労したそうです)。その美しいフォルムは、職人の熟練技術の賜物といえるでしょう。

吊り金具の造形にも要注目。フォルムがとても美しく、目に入るたびに(あっ、いいな)と嬉しい気持ちになります。無駄を削りつつ、ゆとりは残す。そんな、豊かなシンプルさがこのシェルフの魅力です。

どんな空間にも馴染みますので、インテリアとしてはもちろん、ちょっとした収納としても活躍します。例えば仕事机の上に設置すれば、すぐ手に取れる便利な位置に本や雑誌をストック可能。グリーンやフレグランスを置くのも素敵ですね。


収納量はラックやキャビネットに劣りますが、手狭な場所やデットスペースへの設置を考えればシェルフはとても有用です。
お気に入りの雑貨やフレグランスを飾れば、ついつい心も弾むことでしょう。

そのほか、ハンガーラックの近くに設置して腕時計や指輪、香水などをまとめるのもおすすめ。ミラーと一緒にセットすれば、簡易的なドレッサーとしても使えます。玄関先にゆとりがあれば、鍵や定期入れなどを置く台に……というふうに、家のあちこちでフレキシブルに働いてくれます。


持て余しがちなウォールフックが収納兼ディスプレイスペースに早変わり。好きな物を飾ればそれだけで個性が出ますし、部屋の雰囲気もガラッと変わりますよ。

これは僕の部屋の写真です。ちょうどウォールフックがあったので、それを利用して取り付けています。最初は(ごちゃつくかな?)と思いましたが、ミニマルなデザインのおかげで、スッキリとした印象にまとまってくれました。壁に穴を空ける必要がないし、自由に横に動かせるのでかなり便利です。ぜひお試しあれ。

置くものは気分次第という感じですが、アートブックを飾ったりしたり、植物を並べたりすることが多いですね。横幅が広くて奥行きもそれなりにあるので、かなり遊びがいがあります。

以上、愛用しているシェルフのご紹介でした。収納スペースで悩んでいる方や、空間にワンアクセントが欲しいという方に〈kilta Wall Shelf〉をお試しいただきたいと思います。


このシェルフに関して、困っていることがひとつあります。使い勝手が良すぎて、2個3個と欲しくなってしまうことです。棚を買うよりだんぜん安いし、引っ越しするときも楽だし、追加で購入しようかな。部屋に馴染むかどうかを心配する必要もないですしね。うーん、皆さんはどう思いますか……と、逆に相談してしまいそうになったところで、今回は締めさせていただきます。次回もお楽しみに。

ABOUTこの記事をかいた人

渡辺平日

日用品愛好家。海の見える小さな町で生まれ育ちました。毎日が平日のつもりで、日夜せっせと文章を書いています。趣味は町歩きと物件探しと民話収集。そういう話題が耳に入ると、反応して振り返ります。主な寄稿先は〈LaLa Begin〉〈和樂web〉〈goodroom journal〉など。