北欧の人々は光への意識がとても高く、室内に少しでも多くの光を取り入れるために、大きな窓を設けたり、寝室などのプライベート空間以外はカーテンをつけません。

外から部屋を見られることにあまり抵抗はなく、窓辺には、花や植物、キャンドルなどをぎっしりと並べて飾るなど、むしろこだわりのインテリアを見せることで、道行く人を楽しませたいという北欧の思いの表れを見ることができます。

北欧の光と窓、そしてカーテン

夜になっても、分厚いカーテンをきっちり閉じて部屋を隠すようなことはなく、外を歩いていると、どこの家からも柔らかな間接照明で照らされた部屋の中が良く見えるほど。

カーテンを取り付ける場合であっても、それは室内を隠すためのものではなく、インテリアを楽しむ要素のひとつとして捉えます。

夏は涼しげな生地を採用して、そこから透けて見える光の陰影を楽しみ、冬は温もりや華やかさを感じるデザインとともに、防寒の用途も兼ね備えた生地に替える。カーテンひとつを取っても、機能性と美意識が存在しているのです。

北欧の光と窓、そしてカーテン

また、イベントに合わせてカーテンを変えることも一般的。たとえばクリスマスには、ツリー柄やサンタクロース柄ののカーテンに取り替えて、その時期だからこそ楽しめる柄で部屋を彩り、気分を盛り上げます。

一度カーテンを設置してしまうと、めったに取り替えることのない日本人からすると、驚きかもしれません。

北欧の光と窓、そしてカーテン

カーテンを無くしてみたり、開け放すことは難しくとも、外から内を見えなくさせるためのアイテムとしてではなく、外からの光を内に入れて楽しむものとしてカーテンの生地を選んでみるとよりインテリアが楽しくなるかもしれませんね。

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