日本でもファンの多い北欧ヴィンテージ家具。
どことなく感じる愛らしい姿、デザイナー作品の造形美、日本ではなかなか見られないサイズ感、惹かれるポイントは様々あると思います。

その中でも、部屋に迎え入れたときからその空間に馴染む感覚もビンテージ家具の大きな魅力です。

北欧ビンテージ家具は、つくられて数十年から半世紀以上を経過しているものも多くあります。
長年使われてきたことによる経年の味は、決してつくりものではない自然のものであり、まるで以前からそこにあったかのような感覚を覚えます。
シンプルで機能的につくられたデザインに加え、 アクセントとなる独特なデザインも多く、 1点1点が個性的。

いったい前所有者はどのように使っていたのだろう?
そんな思いを馳せる楽しみもビンテージ家具ならでは。
DIYでペイントがされた跡があったり、お子さんが付けられたであろう落書きや、買い付け時に引き出しを開けてみると忘れ物が入っていたり、前所有者の痕跡が垣間見えることもあります。
そんなところからも家具が受け継がれているものであることを実感します。

北欧ヴィンテージ家具は、現地での生活環境が反映されている家具でもあり、随所に生活の知恵を見ることもできます。
来客時に拡張できるダイニングテーブルや、収納、デスク、ドレッサーとしての機能を一台で叶えるライティングビューローなど、見た目だけでなく実用性としても満たしてくれるものが多くあり、兼ね備えた機能も醍醐味のひとつです。

現地でタイミングが合ったからこそ買い付けることができ、日本にやってきた家具。
同じデザインであったとしても、使われてきた歴史はそれぞれに違う。
一点ものを見つける楽しみがまた愛着を深め、まるで住人がひとり増えたような喜びを感じさせてくれます。